シジミ 石垣りん 夜中に目をさました。 ゆうべ買ったシジミたちが 台所のすみで 口をあけて生きていた。 「夜が明けたら ドレモコレモ ミンナクッテヤル」 鬼ババの笑いを 私は笑った。 それから先は うっすら口をあけて 寝るよりほかに私の夜はなかった。 …
熱い友情というけれど 女子のお手々つないで一緒にトイレって なんだかね~。 お互いに寄りかかってるだけの(依存し合う)生ぬるさが 心地よいんだろうけれど、 私は、昔からそういうこと しなかった。 なんだか、うそっぽいな~と横目で見ながら 一人でト…
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