お墓参り。墓地は雪が溶けていなかったので、雪靴でずぼずぼ踏んで辿りました。
命日でなくても、思いついたときに墓参をするのが常です。お花とお線香をあげて静かに合掌すると心がすっきりします。よくお墓がなくても・・という人がいますが、
どうなんでしょう。遺族にとっては、お祈りする場所があったほうが落ち着くのではないかしら。人それぞれですが。生徒たちをみていると、昔より宗教心が希薄になってきていると感じますが、田舎ですので、お盆のお墓参りをする習慣は、まだあるようです。
ところが、お盆中に模試だの講習だの部活だの、イベントを組み込む学校があるのは
ちょっと信じられません。古来からのしきたり(風習)を無視するのは、どうかと思います。先祖を敬う心を失わせるような教育は、無意味です。
晩ご飯に、イワシの塩焼きが食べたくなりました。
オスカーが決まりましたね。字幕嫌いな審査員がアジア系の作品を選んだことは、
快挙です。ここ数年、政治的な影響が濃く、人種問題などの恣意的な作品が受賞していて、どうなんだろうと首をかしげていました。だから、英語以外の作品で韓国映画『パラサイト 半地下の家族』がオスカーをとったのは、とても嬉しかった。ポン・ジュノ監督の作品はすべて観ていましたので、世界に認められて本当に良かった。
TSUTAYAに行くと、韓国映画がtvドラマばかりで、流通が少ないと感じています。
鬼才、キム・ギドク監督が脚光を浴びた時期もありましたが、トラブル続きで映画を撮っていないので、今回の最高賞は、国境を越えてうれしい出来事です。日本の『万引き家族』のような、格差社会を描いたテーマ、
ポン・ジュノ監督は、是枝監督に共通点を見出していたようです。
Youtubeで『パラサイト』の予告編とメイキングしか観ていないので、まだレビューを書けません。人の集まるところへ行けないので、も少し時間を置いてから観るつもりです。
若い頃、都心でも半地下の喫茶店があったけれど、まだあるのかしら。
さらに共産主義も資本主義も、とどのつまりは格差社会になる、という不思議。