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気ままなライフ日記

5月6月の俳句

夕空の宝珠露盤や朴の花 (ほうしゅろばん ほおのはな)

 

みほとけや山ふところの朴の花   ☆☆☆高点句

 

それぞれの夕餉の匂ひ薔薇咲けり  (ゆうげ ばら)

 

夜濯ぎの彼方に宇宙ステーション  ☆☆☆高点句

 (よすすぎ・・夜の洗濯 かなた うちゅう)

 

おしなべて夏は来にけり水うまし   (みず)

 

夏の庭犬の首輪を解き放つ    (ときはなつ)

 

病癒えて白玉つるりすくひけり やまいいえてしらたま)

 

少年の舞ふ詩刀剣柏餅 (しとうけん かしわもち)

 

鉄線花微熱少年詩篇読む (てっせんかびねつしょうねんしへん)

 

芍薬三密避けて愛であへり   (しろしゃくやく さんみつ めで)

 

人体は一枚の皮膚衣更ふ  (じんたい ひふ ころもかう)

 

リラ冷えの坂多き町闇重し  (りらびえ やみおもし)

 

春燈や父の好物照らし出す  (しゅんとう こうぶつ てらしだす)

 

f:id:narinatta:20200612170511j:plain朴の花