一年の無病息災を願う、七草がゆを食べました。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。春の七草が入った七草がゆは、正月の食事で弱った胃を休めるとともに、健康を願う昔ながらの風習です。
さっぱりした赤カブ漬けを添えていただきました。今日みたいな寒い時は、身体が芯から温まります。神棚にお供えした鏡餅なども、お片づけをしました。
昔は疲れをいやすために、女性たちでお祝いをする女正月(めしょうがつ)という行事がありました。食べ物や飲み物を持ち寄って、飲めや歌えの大宴会をしたのです。さぞかしストレス解消になったことでしょうね。1月15日の小正月 (こしょうがつ)のことをいいます。現代では、やらなくなりましたが、農家の「結(ゆい)」の大事なイベントでもあったらしいです。
緊急事態宣言が出されました。人が多数集まれなくなって久しくなりました。
先日テレビで観ましたが、サッカーだのラグビーだのの試合、たくさんの観衆が集まっていましたが、あれは何なんでしょうね。片や飲食店には集まるなって…なんだか中途半端な感じがします。首相たちの会食は良いのにね…。
アメリカの大騒動も、あんなに人が集結して…。世界中が混迷しています。
私たちは、これからどう生きたらいいのかと問われているような気がします。