narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

ボンゴレビアンコ

根室産のアサリは、貝が大きい!びっくりするくらい出汁も出ました。1㎏を一晩塩水で砂出しをしてから料理をしました。




一つは、アサリの炊き込みご飯。一流シェフの教えに従ってだし汁でお米を炊いて、貝の身を分けておき、炊きあがってから混ぜ込むと、身が縮まらない…など指示通りにしたら、驚くほどの美味でした。春が来た~~!って叫びたくなった♪ 間(ま)の良い季節感を味わえる楽しみが、料理にはあるのよね。



二つ目は、ボンゴレビアンコ。これがまた!絶品なのよ。自画自賛で恥ずかしいですが、マジで美味しかった。アルデンテもうまくいきました。少し芯が残った状態で、パスタを乳化したソースにからめると、ちょうどよい出来栄えになりました。

貝って、すばらしい出汁が出ます。素材を生かし切った満足感に酔い痴れて、ま~ワインがすすむすすむ。抑制して適度に味わいました。
またアサリのいいのが地元の魚屋さんに出たら、再度作ろうと思います。愛しい誰かさんにも食べてもらいたいな…なんちゃって(笑)
 

f:id:narinatta:20210215213347j:plain
アサリとひよこ豆(一晩水に浸して、1時間ほど中火で煮込みます)
ひよこ豆とは良く言ったもので、かわいらしいひよこ🐤の形をしているの。人気があるお豆さん。
ちょっと目を離して鍋が焦げ付いたのですが、重曹ですっきり綺麗になりました。ひよこちゃん、ちょっと見、焦げてるところもありますが、ギリギリセーフでした。
いろんな調理法があります。そのまま食べても幸福感と満腹感があるお豆さん(笑)
 

   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆


今月号の結社の俳誌に紹介された拙句について。

名月や生命線の大きな弧

鑑賞文を引用します。
【前略…煌々と大地を照らす月と人間の寿命をつかさどる生命線の取り合わせ、そして下五で、大きな弧と言い切ったところが力強く非常に感心した。】○○様、ありがとうございます。恐縮いたします。
祖父の影響で、幼いころから月と生命の関係性を感じているので(潮の満ち引きなど)こういう句が生まれました。1年前に上京したときに感じたことは、過去記事に書いてありますが、疫病や天変地異など、世の中の激しい変化に動じない「大きな弧」を持ちたいと思います。それは人とのきずなであったり、家族の愛だったり、個々によるものでしょうが、今を大切にする価値観が、未来につながる。何気ないふだんの食事をおいしく作り食べることが、世界(自分)を動かすバタフライエフェクトになりうるのではないかと、ずっとその思いは変わりません。