北海道厚岸の牡蠣をフライしました。本当は、お正月用に冷凍保存しておいたのだけど父の入院で・・.殻付きの生牡蠣が好きですが、父のことを配慮して、ソレは我慢します。
揚げたての牡蠣フライ、ほんとうに美味です。大粒のだから表面はパリッと、中身はクリーミーで磯の香いっぱいのとろける感じがたまりません。
やっぱり厚岸のは違うな~💖厚岸湖は、湿原の養分をたっぷり含んだ別寒辺牛川の水が流れ込み、外海からはプランクトンも入り込む栄養に富んだ湖です。寒い場所で育つ牡蠣なので、身が締まって弾力性がありぷるぷるして甘いのです。柚子の絞り汁をキュッとかけて、ソースをなじませていただきます。
羅臼のとろろ昆布と焼き海苔の澄まし汁も素晴らしく調和していました。入院中の血液検査で、カリウムが足りないと指摘された父に、カリウム成分の豊富な野菜や海藻を摂取してもらおうと。ところが後日判明したのが、二つの病院からそれぞれ投与されていた薬の成分が衝突して、カリウム不足になっていたことがわかり、その薬は中止することになったの。薬の副作用って怖いですよ、こっちはわからないんだもの。それにバランスのとれた食事を作っているのに、なぜそうなったんか?首をひねっていたんだもの。。
父は私に銀行のカードを渡すと言いました。自分がまだ買い物に行けないから私に託すのですって。もっと前からそうしてくれれば「私の持ち出し」が少なくなって助かったんだけどね(苦笑)。パートに行くようになったのも、少しでも父に美味しい食事を、という思いもあってのことなんだよね。
ま、春になれば、父も自由に歩けるようになるでしょうから、その時はカードを返します。