narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

お赤飯

■ 母の日は、お赤飯を仏前に。

母は46歳で他界しました。脳血栓です。当時は手術できない個所と言われて一週間入院後に亡くなりました。親孝行もできなかったので、父にはベストを尽くしています。美味しい食事を日々工夫して。御仏前にお赤飯をお供えしました。「こごみ」という春の山菜は、胡麻和えをしたり酢醤油で食べたりします。こごみにはワラビやゼンマイのようなアクがほとんどないので、水で洗うだけで下処理は完了です。



ああ言えばこう言う屁理屈の得意な父は、今日ようやくジャガイモの種芋を植えたと言いました。私がつつかなかったら、きっと種芋は腐ってしまうまで植えなかったと思います。他人に頼むのがイヤだとプライドばかり高い高齢男性は、施設にも行きたがりません。ですから、家族の負担が増えるばかり。今日も、スイッチを入れ忘れた補聴器をつけて、「聞こえない聞こえない」と・・。大きな声で言うと、今度は「怒られてる」と責められます。処置ナシです。時間にルーズな人は困ります。約束を守らない人も、誠実ではありません。職場の同僚にも必ずそういう人がいましたが、常連になるのね。心癖なのです。結局のところ自己中心。周りの人を思いやれない。自分さえ良ければいいという心根がある。締め切りギリギリか時間切れになってから提出する人。父が書こうとしている文章も、きっと締切りまで全く白紙のままでしょう。「いろいろ頭で考えているんだから、せっつくな」これは、昔、亡母が良く言われていた言葉。娘にも同じことを言っています。友人は、「写真に話すしかなくなるんだから、今のうちよ」と慰めてくれますが、ため息がでる昨今です。世間体はとてもいいのよ、父は。そばにいる人に過重なストレスをかけるような生き方を、私は、したくありません。

父のエッセイのテーマ 「コントロール」。 (爆笑!)