narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

豆乳鍋と俳句

🔷 ゴマ香る「ごま豆乳鍋つゆ」(トップバリュー)

トップバリュには、あまり馴染がありませんが、某テレビ番組で鍋つゆBest5特集をしていて、1位になったのがコレでした。なので試しに作ってみたら♬  ゴマ風味と出汁のコクがとても調和していて、食べ飽きることがありませんでした。うどんで〆ても、おじやにしても美味しいと思います。




🔷 予報通り、悪天候。今夜も雪が積もりそうです。午後から句会。高得点の句は、

光抱く無人の村の小春かな

親を待つ居残り組の雪うさぎ

おかみさん熱燗二合 日も暮れぬ
熱燗のつまみは煮しめ椅子二つ

大寒や寡黙となりしオホーツク

最後のオホーツクの句は、わかる人とそうでない人に分かれます。漁場の惨状、知床の事故、露の現状などを込めたのです…

私が選んだ先輩の句は、

熱燗や一つ覚えの演歌出て

これって、北国の旅情を表した「駅STATION」の映画と重なるの。高倉健さんと倍賞千恵子さんの飲み屋でのシーン。テレビから紅白歌合戦の「ほろほろ飲めば~ほろほろと~♬」八代亜紀さんの名曲『舟歌』が流れる、そして二人は…北海道の真冬の寂寥感にピッタリの旅情なんです。阿久悠さんすごいよ、こういう作詞を書けるって。高校生のころまで演歌ってダサいと思っていましたが、今はムード歌謡って 日本人の心に合うわ~、「純烈」がコーラスグループを復活さしてくれた功績は大きいと思っています。阿久悠さんと伊集院静さんにはそれぞれ別な場で、一度、直にお会いしてお話したことがあります。実に男気を感じさせる、頼もしくて色気がある方々でした。戦士でありながら、決して人を裏切らない誠実さ、繊細な、たとえば花の名前をちゃんと言えるような「季節」を知る人。俳句の世界にも、そういう柔らかな方々がいらっしゃいます。

雪国に住んでみなければ、わからない風情があり、沖縄の人にわかれと言っても無理難題なのです。雪かきがイヤだ、寒さがつらい💦光熱費が高いだの何かの罰?とかブツクサ言いながら、実は雪景色の美しさを限りなく愛おしいとも思っているのが、北国の人たちなんじゃないかな。
今年、留萌本線の石狩沼田~留萌間が3月をもって廃止されます。「駅STATION」のロケ地だった留萌駅が消えてしまうのは、昭和の旅情が消えてしまうようで切ないです。


 次回の兼題は「春の虹」〆切:2月13日(月) いい俳句ができますように(*^-^*)「猫柳」〆切:1月29日(日)