🔷 晩ごはん
🎃「ジャックオーランタン」
良い霊を引き寄せ、悪い霊たちを遠ざけるという言い伝え。マイケルジャクソンの『スリラー』(Thriller)を動画でいつでも観られるなんて良い時代だな~~♬
🔷 今日の俳句
百選の道へ踏み出す天高し (佳作)
星の夜の推薦書類添削す
月浴びて工場群を間近にす
干柿やそろばん塾の窓明かり
現職の頃、9月10月は生徒の大学推薦入試の書類,、志望理由書、小論文、面接指導などに追われていたのを思い出します。忙しかった。年々、読書離れで生徒の文章力は極めて稚拙になっています。今の小学生の国語教科書を見ると、実用文の占める割合が多くて文学的な文章が少ない。2割くらいかな。だから想像力も創作力も育たない学習指導要領により、上級学校へのステップである作文が書けなくなっているので、指導教員はさらに深刻なことになるでしょう。生徒が書けないから書類発送の〆切に間に合わせるために、ウラワザを使うしかありません。特に小論文指導の国語教員は、時間も精神も激しく消耗します。文科省は知らぬ存ぜぬでしょうか。大学入学共通テスト(旧センター試験)で受験するなら生徒自身の実力次第なので教員は教科指導だけ一生懸命すればいいから苦労しませんが、推薦を狙う生徒が文章力不足な場合、こちらに負荷がかかります。教員不足の原因はいろいろありますが、こういう現実も一因だと思います。
たとえ、実用文(トリセツ)ビジネス用語、PC用語処理能力などが理解できたとしても、実社会での「人の心を読む力」、文学小説などを通して心理を想像したり、読解する力が身についていなければ疎外されるだけです。文脈を読む力など無くても簡単に知識を得られる「情報」と「深く考える力、発想する力」は別物です。文科省は認識しているのでしょうか。
今日、某全国作文コンクールの2次選考の作文がダンボールで届きました。先日、1次選考で選ばれた中から上位の賞を決める仕事です。期間が決まっているので早く取り組まないと。
日曜日は県俳句大会が青森市で開催されるので、「青い森鉄道」に乗って行きます。晴れますように。