narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

マダコの白子

🔷 みんな時の河を渡っていく。

昨日のブログで池波正太郎さんのことに触れましたが、今日は池波さんが名付け親だった火野正平さんの訃報を聞きました。「鬼平犯科帳」が縁で、池波さんが彼の名前をつけたのは有名で、以来、ずっと池波さんの映画には出演していました。「必殺シリーズ」の洒脱な演技、自然体のプロの役者さん、人たらしでたくさんの女性たちとの艶聞がありましたが、別れても誰からも愛されているのは人柄なんでしょう。NHKの「こころ旅」は良い番組でした。自転車で全国を駆け巡るって腰にかなりの負担があったのでしょう。まだたくさん、彼の映画を見たかった。お悔やみ申し上げます。オムライスを食べる正平さんが一番カワイかった(*^^*)

次いで、谷川俊太郎氏の訃報。八戸に講演にいらしたとき、なんてジーンズの似合う方なんだろう!と。お話の語り口も実にわかりやすく親しみがあって心に響くようでした。お悔やみ申し上げます。本当に「詩人」という呼称がぴったりでした。みんな時の流れに。


晩ごはんは、父も初めて食べた 「マダコの白子とお刺身」です。
まるでクリームかチーズ、鮮度のいいフォアグラみたい。臭みが全くなくてとろんとした食感。白子というと、タラの白子をイメージしますが、こっちはもっと上品なの。わさび醤油をつけるか、柚子ポン酢でいただくか、迷います。昔のタコの値段より3倍の値段になったと魚屋の大将が言いました。タコ焼きもタコじゃなく鶏肉を代用しているとも聞きます。イカもタコも、子どもの頃はありふれた食材だったのに。。むつ市は、タコの内臓を「道具」といって、お鍋にして全部食べます。美味しいの。捨てるところはありません。もっとも、鮮度が大事ですけれどね。




わが家の紅葉

京都の有名なお寺(東福寺)の夜の紅葉は絶景でしたが、わが庭の紅葉も捨てたものではありません。雪が降る前に命を燃やします。