『新・食べるな、危険!』
有機認定されているはずの、オーストラリア有機小麦粉に、
神経毒性のある殺虫剤が大量に残留しているということ。
そして大手スーパーや学校給食で、
その小麦粉で作られたパンが
たくさん生産されています。
国際的な認定団体や政府機関が認定し、「無農薬」と保証して
いたにもかかわらず。
20年以上も前に、発ガン性が確認され厳しく使用制限が
課されている添加物を、2004年から使い始めたYパン。
以前から、Yパンの社長一族は、自社製品を食べないという
噂が流れていましたが、
この本を読んで、事実だとわかりました。
「臭素酸カリウム」
パーマ液第2剤と同じ物質が、パンに添加されているのです。
Yパンは、厚生省の方針に従わず、低レベルで、
検出されない方法を開発したのです。
それを日本パン工業会が、安全と認め、発売しました。
2004年6月に。
微量の検査はコストが高いので、検査するところがありません。
検査しないから、見つからない。Yパンはそこを狙ったわけです。
厚生省が「使用不適当」とした発ガン物質を、
微量だからリスクは低いと勝手に使い出したメーカーは
Yが初めてだということでびっくり!!
モラルのないパン屋にもあきれますが、
それを平気で店頭に並べているスーパー、学食。
感覚が、鈍麻されていく私たち。
この本の筆者は、
食パンの選び方として、臭素酸カリウム使用と表示されたパンはダメ!
「第一パン」「神戸屋」はイーストフード不使用を宣言しているから、
心配ないと書いてありました。
ちょっぴりホッとします。