narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

高校球児たちのノンフィクション


甲子園での熱い闘いは終わった。

また明日から、スタートする球児たちもいるだろう。

今日で最期の3年生も・・・

いずれにしても、この甲子園が日本中をどれだけ

沸きたたせてくれたか!

グランドで、走り続ける姿を見ていると、誰にともなく

「ガンバレ!!」と声援を送りたくなる。


本当に強い選手たちに共通して言えることは、


「己に克つ心」

「礼儀正しさ」

「澄んだ目」

「品格がある」

「目上の人に敬意をはらう」

「挨拶をきちんと言える」

「人のために労力を惜しまない」

「粘り強い」

「授業態度が良い」


他にもまだたくさんあるが・・・


企業が求める人材の条件のひとつに、


「部活をやってきた生徒」をあげるところもある。


心身ともに鍛えられ、少々の困難は乗り越えられるガッツが


あるからという理由のほかに、


上下関係をわきまえた身のこなし方を会得しているから、


即戦力として使いやすい、ということも大きな理由らしい。


挨拶、明るい笑顔、敬語など・・・


これらは一朝一夕では身につかないマナーだ。

企業が「運動部」を重視するのも納得できる。


しかし、


中には、「本当に運動部?!」と首をかしげたくなる生徒も

いるので、全部にはあてはまらない。

授業中は寝てばかり。

(部活で疲れているからという甘さ)

なのに、

放課後になると目がさめてグランドに飛び出していく。

(好きなのはわかるけど)

本末転倒の大きなカンチガイをしている生徒は、

一流の選手にはなれない。

とどのつまり、試合でも

持てる力を発揮できないことが多い。



集中力がないばかりか、

部に関係のある教員にはヘコヘコして

関係のない教員をシカトするという「人をみて態度を変える」

コスサが見え見えなのは 困ったものだ。

オレラは特別だ!とやりたいほうだい。

いくらエースとして注目されていても、

根っこの部分で

弱さが露呈する試合展開の生徒もいっぱい見てきた。



だから・・・今日の決勝戦まで勝ち抜いたチームは、

どれだけの困難を乗り越えてきたか、察するにあまりある。

努力に加え

「運」を味方につける幾多の試練を乗り越えてきたのだろう。


高校生の、無限の可能性を見せてくれるのが甲子園。


誇り高く、人生を切り開いていくだろう彼らに


万感の拍手を送りたい。