各地で特色があるのが、お雑煮。
四角なお餅や丸いお餅、白味噌やしょうゆ出汁やら本当に変化があって
楽しいものです。
うちは、シンプルに、昆布だしと鶏だしで作ります。
今年は、本鴨(カモ)肉を使いました。
しいたけ、カモ、かまぼこ、三つ葉、ゆず皮を刻んでトッピング。
餅は、焼くと焦げた香ばしさがアップして美味しいです。
食後は、薄茶に和菓子。
このごろ、女もすなる「茶道」や「華道」を男もしてみんとてする人が
増えてきたそうで。
もともとは、茶道は男性の「数奇者(すきもの)」のたしなみで、
精神性や文化を大切にしてきたのですが、いつのまにか女性主体に。
しだいに華美になり、本質が損なわれて、見映えやら「その道」の偏狭さが
横溢して、お金で、資格を買うような風潮もみられるにつれ、
なんとなく、組織というか派閥を敬遠していました。
白州正子氏も、そういうことを何かに書いていらしたような・・・で、
私なりの美意識で、お茶をたてたりお花を生けたりでいいのではないかと、
開き直っています。
男性が、お花の「宇宙観」に興味を持つことは、とてもいい傾向だと
思います。
伝統文化を愛する日本人が、どんどん増えてほしいものです。
私の教え子、男子で、小さな頃から「生け花」を習ってる人がいます。
彼は、誠実で慈愛あふれる人間性なんだな!
かっこいい男になってるんです♪実に。