ライアン・ゴズリングが好きで、彼の出演作は全部観ています。
あの哀しそうな目と品の良さ、演技力抜群なナイスガイに見惚れています。
最新作は『ファースト・コンタクト』
ニール・アームストロングが月面着陸した歴史的な宇宙映画。ドキュメンタリーにほぼ近い作品になっています。
自己抑制の強い冷静沈着なニールが、多くの飛行トラブルに遭遇しても、技術力でクリアしてきた経緯を、ライアンは巧みに演じています。
娘の脳腫瘍による死を前にして、深い悲しみや家族への愛情が伝わって来ました。
宇宙飛行でたくさんの仲間の死を前に、とほうもない死の恐怖と使命の前に苦悩する生身の人間の描き方は、これまでの宇宙映画にはなかったことだと思います。
私は、この月面着陸は、フェイクではないかと半信半疑でしたが、ニール・アームストロングのWikipediaなどを検索し、人間性を知るにつけ、フェイクではなかったと感じました。
火星だの木星だのと、宇宙旅行の夢が今にも実現する可能性が濃くなってきましたが、
月の裏側もまだ見たことがない人類にとって、他の惑星への旅行がそんなに容易ではないことも実感しました。
もしも行ける時代になって(生きていて)も、私はテレビ画面を観て、行った気になって満足するでしょう。アレだ・・ヴァーチャルで。