仰げば尊し
式歌として名高い『仰げば尊し』
今日は3部合唱の美しいハーモニーとして
じっくり聞くことができました。
義務教育では『巣立ちの歌』が主流?で
恣意的にあの歌を歌わせない学校もあるとか聞きますが
本当にすばらしい楽曲です。
じ~んとしました。
先日、最高裁で敗訴した音楽教員は、
まさに学生運動の洗礼を受けて青春時代を過ごした世代で、
日教組の膠着した思想のもと、
右翼化する政治への、大いなる警告と受け止める向きも
当然あるのでしょう。
この『仰げば尊し』も、天皇制への回帰を助長するものとして
長い間、批判の目にさらされてきました。
しかし、
偏向教育は、バランスを欠いてしまいがちだと思います。
素直に「師弟の愛」をテーマにした歌として聞くと
すばらしい。
すばらしい唱歌が、他にもたくさんあったのに、
いつのまにか
消えていってしまいました。
さびしいものです。