narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

霊性の時代


ユング心理学者、河合隼雄先生のご逝去に際し、

深い哀悼の意を表します。


文化庁長官として、日本の精神文化の醸成に寄与なさった功績は大きく、

また、

フロイトが主流だった当時の日本の精神医学界に

ユング研究、箱庭療法などを導入して、

心の病の カウンセリング治療をなさった実践家でもありました。


先生に影響されて、臨床心理学に興味を持った生徒も数多くいます。


たいがい、心理学者って気むずかしいイメージをもたれますが、

河合先生は、常に笑顔を絶やさなかった。


「好々爺」という感じでした。


それでいながら、深い洞察力で、

日本の頑迷な学者界を切り開いていかれました。



加藤清先生という 伝説の精神科医がいらっしゃいます。

霊性の高い方で、

知る人ぞ知る、すごいサイコセラピストですが、

河合先生の若かりし頃の、エピソードなども

加藤先生の著書で読ませていただき、深い感銘を受けました。


敬愛する「正心調息法」の塩谷信男先生とも、どこかで接点があるような・・

しいて言うなら、

老子思想「タオ」かしら。



タオとは、タオイズム


無為自然に、豊かに楽しく生きること。


ですから、不機嫌な思想家とは異なるのです。


あるがままの自分を受け入れる

今の「自分」を見るのではなく、

自分の「今」を見る


自分を意識せず、息をするように水を飲むように自然に。

世界から力をもらう生き方です。



何ひとつとらわれるものがないから、苦にもならず、

今 こうして息をしていられるのも、

世界中ぜんぶが生きることを許してくれてるんだって感謝することです。



導くものは誰ひとりいない。

自分で自分を導くしかないのだ。


自分の中の大いなる力で・・・(サムシンググレート)

「気の医学」の帯津先生にも、リンクするかも。


脳科学者 茂木健一郎氏と


私の大好きな 松岡正剛氏との対談本の企画があるとか!


やっぱり ねぇ~。


今まで、惹かれてきた方々が


いつのまにか大いなる螺旋の中で、つながっていく「不思議」。


彼らは、「霊性の高い」方々ばかりなのです。