カレイの煮付け
野菜の炊き合わせ
高野豆腐の鶏つくねはさみ
義母の歯が 寝たきりになってから悪化して
入院先の病室に治療に来てくれる歯科医を
(公立なのに歯科がない)
何件かあたってみたら、
父のつきあいのあった何人かの歯医者には断られ、
私の行きつけの歯医者さんが、今日の午後、公立病院に
足を運んでくれて、明日から治療してくれることになりました。
今時、いませんよね。こんな奇特なお医者さん。
だって自分の病院で何人もの患者さんを抱えているのに、
儲けと時間のリスクを考えたら
大抵の医者は断りますって。
この奇特なお医者さん、実は高校時代の恩師の息子さんで、
恩師(お母様)も、本当の人徳者でいらっしゃる。
謙虚で、いつも静かにほほえんでいらして、
退職された今は、短歌を詠んだり、郷土料理の講習会などに
参加されて、楽しんでらっしゃるのです。
私が懇意にしてるから引き受けたわけではなく、
誰に対しても、損得抜きに治療にあたられる歯医者さんです。
ずっと何年も通っているから、わかります。
父が、今日病院でお会いして、私の名前を言ったら
「ああそうでしたか、いったいどういう経路で
私の名前が出たのか、不思議だったのです。」と。
かつて、予約した時間よりも、1時間以上も待たされて
キレた私でしたが、一人ひとりの患者さんに丁寧に治療するから
時間がかかるんだと、今は 納得して
それからは、行ける日の一番目(朝9時)に予約する裏技で
対処することにしていますから、ノープロブレム♪
それにしても
歯と寿命というのは、非常に相関関係が深い。
夫もそうだった。
父も 今までの歯科をやめて、今度はこちらにお世話になるって。
世間体や見栄でつながってきた関係は、こういう時に
露呈してくるのだと、ため息がでます。
私は、そういう父に反発してきました。
何が大事なのか、わかっていない。
いや、そういうことじゃないんだ。
父にとって、見栄や世間体は
断固として切り離せないものなのです。
義母のことだって、この期に及んで
「生きる元気が出るなら これから入れ歯を作ってもらうか」と。
それが、果たして義母の終末ケアに 必要なことなのか・・・。
単に、義母の姉妹たちに示す「見栄や世間体」でないのか・・。
私には わかりません。
父がしたいようにすれば それで父が納得がいくなら・・・。
私も妹も 毎日 父の話を聞きながら、
娘としてできる最善のことをさせてもらおうという思いです。
おかげさまで、父が元気なのは、ありがたいことです。
あ!そうだ~!
9月の台風、気をつけましょう。