narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

ウィ・ラ・モラ

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ウィ・ラ・モラ


オオカミ犬を飼ってる同僚から、話をうかがった。

一緒に暮らしていても「犬臭い」という「臭い」がない。

体臭があると狩猟の妨げになるから

遺伝子に組み込まれていないらしいのだ。


警戒心が強い。

第六感らしきものが発達していて見えないモノも見るそうだ。

助走なしで、何メートルも跳躍する。

走る速度が格段に速く、ドッグランでは追随を許さない。

泳ぐのが好きで、指の間に水かきがある。

カナダのネイティブにとって、

オオカミ犬とシャチは、崇高なものとされている。

ハクトウワシワタリガラス、熊も。

食べ物は、生肉。

体重は27キログラム。

外で飼うのではなく、共生できる人に、

子犬が生まれたら 飼ってほしい。


日本で飼っている人は 希有なので、

交配させるのは難しいとも。


実際に 

オオカミ犬を彼の車中で 2度ほど見かけたが、

おいそれと近づけるものではなかった。

人を寄せ付けない「畏れ」を感じた。

すごい生き物。

オオカミ犬を飼いこなせる 同僚を

リスペクトしている。

この本の作者も とても魅力的である。

本のウルフィーの子どもが、同僚の飼っているオオカミ犬。

「ウィ・ラ・モラ」は、ネイティブの言葉で

「誰もがみな共に旅を続ける仲間」という意味である。