お粥餅
豆しとぎ、全国区では、まだ知名度が低いのですが
こちらでは、昔から愛されている和菓子。
みなさん、興味がおありのようなので、
こちらの説明から。
青大豆ともち米、うるち米を粉にし、混ぜ合わせて練り、
もち状態にしたもの。焼いて食べると香ばしいです。
一年の感謝と豊作を祝い作ります。
12月9日の「えびす様の日」には豆しとぎが作られます。
古代からの供物で
『稲荷様にはおしとぎ、大黒様には豆しとぎ』と伝えられています。
豆しとぎはまず神様に供え、一年の感謝と、健康と豊作を祈り、
その後蒸したり焼いたりして食べるのです。
味は何に似てるかな~とあれこれ考えましたが、
いい表現が浮かばない。。
餅だと伸びますが、これは伸びません。
青豆の香りの風味がいいです。
また、写真の「お粥餅」は、県内でも知らないひとが多いでしょう。
干し餅みたいな感じですが、良く見ていると、
米粒の形が残っているのがわかります。
しいて言うと 「お米クッキー」♪
もち米とうるち米をお粥状にして、軽く甘みを加え、
寒い所に天日干しをします。
乾いたら、焼き目を入れてできあがり♪
パリッと手で割って、いただきます。