早朝まで降っていた雨もやみ、
午前中は墓参。
午後から、セレモニーホールで追悼慰霊祭に父と一緒に参列した。
父は、昨日まで祖母方の本家の葬儀のため、忙しく
疲れているようだった。
祖母方の系列をたどると、厳島神社のご神体を預かった方である。
南部叢書にも記録が残っているとか。
やはり神道系に縁があったのか、と父の話で納得できた。
厳島?なぜ?と聞くと、
貿易商人(海産問屋)の仕事にまつわる先祖だったからと。
瀬戸内海、日本海、北前船(きたまえぶね)・・
船は瀬戸内海をとおって大坂、江戸へ向かう西廻り航路か、
津軽海峡をとおって江戸へ向かう東廻り航路を利用し、
西廻り航路を走る船を北前船と呼ぶようになったらしく。
厳島神社のある宮島は、
古代より島そのものが神として信仰の対象とされてきたとされている。
島に行くとわかるが、島の暮らしは神と一体になっている。
海に浮かんでいるような社殿は 夢幻の美しさだ。
今度行くときは、いっそう思いが深まるであろう。
今年は、伊勢神宮のご参拝の予定あり。
私の神仏への縁、ご先祖のご加護なしでは考えられない。
父との会話の時間、大切だ。