黒い太陽
硫黄島からの皆既日食をNHKが中継していたのを見た。
幻想的な光景に胸の底がしんとした。。
摺鉢山と雲の形状が独特な「黄泉の世界」を表していた。
水平線にオレンジ色の光が、
黒い太陽の周りのコロナが、硫黄島で見られることの意味を
考えていた。
64年前の戦いで命を落とされた方は2万1千人。
そのうちまだ遺骨が眠ったままなのが1万2千~1万3千人。
その遺骨収集のための調査費一億円が今年初めて計上された。
クリント・イーストウッド監督の2部作を見た時に
言葉にできない戦没者の悲しみを感じたが、
この皆既日食により、
多くの魂が太陽の光に、浄化されていったのではないかと
祈るような気持で見ていた。
硫黄島からの皆既日食は、やはり意味深いことに思える。
http://www.youtube.com/watch?v=ov_ToT19eAQ