牛の鈴音
通勤中、車外の風景がモノトーンから
徐々に変化してきました。
固く冷たい雪に覆われていた土が、耕されて、
黒々とほっこりと、湯気が立ち上るような朝です。
これから、一気に色鮮やかに咲き始めるものたち。
それは、心わき踊るような嬉しさがあります♪
今は牛馬を使っての農耕はなくなりましたが、
私の小さいころは、「曲り家」といって
馬も牛も豚も、人間と一軒家に共棲していました。
母の実家の、馬の匂いや鼻息なんかを今も思い出します。
さて、
今一番観たいと思う映画が『牛の鈴音』。
韓国映画(2008年)です。
キム・ギドク監督の「愛」をテーマにした作品群も
たまらなく好きですが、この映画のように
時がゆっくりと流れるドキュメンタリーも好きです。
主役が、老いた牛と老夫婦だけなんだけど、
心にしみる作品なんですって。レンタル屋さんに
あるかと行ってみたら、なかった。
ツタヤにもゲオにも、なかった。だからよけいに
観たい気持ちがつのります。
サイトhttp://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/introduction.html
いよよ「牛の鈴音症候群」になるかもしれません(笑)