上京時のレポを
交通事故の騒ぎのため、中断していました。
東京駅に近いところにある、
三菱一号館美術館で、今、マネとモダン・パリ展を
開催しています。
マネの絵、肉眼で見ることができてラッキーでした。
絵の具がまだ生々しいの。
黒の色彩が特徴的。女の人の帽子も。
日本の浮世絵・版画から
輪郭線描の影響を受けているのが明白です。
当時の女性の表情がリアルに描写されています。
レンガ作りの建物に良く合う展示でした。
その前に
銀座のメゾンエルメスで開催されている
「市井の山居/細川護煕展」を見に行きました。
肥後細川家の至宝に幼少の頃より囲まれ、
美の英才教育を環境的に施されていた方ならではの
独特な空間芸術が施されており、
苔むした庭が光彩を放っていて
ビルの中とは思えません。
作陶、絵画など
数奇者として余生を楽しんでおられるのが
実にうらやましい。
彼以降、首相の文化教養レベルが
なんとも「お寒い」こと・・・。
エルメスのバッグ、皮は最上なんですが、
働く女性のニーズを配慮していません。
斜めがけのバッグも少ないし、
小物を収納しやすいような「しきり」くらい
作れないのかな～エルメス。
ずぼっとした袋状じゃ使いづらいのに。
わかっていないな。何十万円もかけて
買う気にならないわ、Hermes。
