『牛の鈴音』
原題:ウォナンソリ(牛鈴の音)公式サイト:http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/
【あらすじ】79歳になる農夫のチェ爺さんには、30年間共に働いてきた牛がいる。牛の寿命は通常なら15年ほどだが、この牛は40年も生きている。頑固なお爺さんは、耕作機械を使わずに牛と働く。牛が草を食べるので畑に農薬もまかない。そんなお爺さんにお婆さんは不平不満が尽きない。しかし、ある日、かかりつけの獣医が「この牛は今年の冬を越すことはできないだろう」と告げる。。。
何かのサービスでついてきた万歩計を
今日一日中つけて何歩歩いただか測ってみた。
23318歩だった。
結構歩いてる。自分ではそう思わなかったが。
風呂上がりにじっと我が足裏を見た。
23,5僂里舛辰櫃韻別明僂梁で地球に立ってるんだ。
両足で47僂如何十年も生きてこれた。
この足で、私の全体重を支えてくれたんだと思うと
足裏にも臑にも腿にも悪いな~。
減量しないと、どんどん膝の骨や筋に負担がかかる。
座骨神経痛が悪化しないうちになんとかせにゃ。
で、『牛の鈴音』
以前にも紹介したが、先日レンタル開始になったので
すぐに借りてきた。
牛の表情が、すべてをわかって受容している風情だ。
一家の生活を支えてきた老牛に感謝するお爺ちゃん。
小言ばかり言うおばあちゃん。
日本でもかつて良く見られた農夫婦像。
牛馬は農耕用として飼われ、死ぬまで家族と一緒だった。
ドキュメンタリーだから、なんの飾りも気取りも
なくて、リアルに感情にせまってくる。
足の裏をなでながら、
私の行く末をハ~~~ッと嘆息しつつ、
この牛のように見守られて最期を迎える幸福を
夢見るのだ・・・。
いい映画です。☆☆☆☆☆