narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

鈴木 章先生


ノーベル化学賞受賞の鈴木名誉教授の
「世界中の皆さんに私達の研究を使って欲しいから、
 敢えて、私は特許をとりませんでした。」
「特許を一切取っていないから使うのはまったく自由、
 とにかく広く使われて役にたっているのが嬉しい」
というお話に
深く心を打たれた。
研究費を削減することばかり腐心する、あの「某大臣」の
「一番じゃなくてはいけないんですか?!二番じゃ、だめなんでしょうか?」
という言葉を思い出す。
研究開発は、世界のトップを目指さなければ到底かなわないものであると
誰しもが認識できるはず。
目先の数字で「仕分け」する政治家の貧相な精神では
世界中の皆さんの役に立たないばかりか、
理系離れの子ども達がますます増えるだろう。
文化系の教育事業も
ことごとく予算が削減され、次年度から続行できなくなっている始末。
こんな「仕分け屋」がエラクなるような国のあり方は
おかしい。
某中国人には
「特許をとらない」選択をあえてするアジア人がいることは
とても奇異に映るだろうね。