narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

今日の花

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明日、友人たちが集まります。
当地B級グルメ「バラ焼き」を食べる会♪
お店に予約を入れました。楽しみ。

父から聞いた話。
「未成年模擬選挙」のこと。
若者たちに選挙への理解・関心を深めてもらうために、
学校で模擬選挙をしようという動きがあるらしいです。
欧米では実際の選挙の際に、未来の有権者を対象とした
「模擬選挙」がかなり大規模に行われていて、
公的な機関が支援しているとか。
それを、
日本の公立学校でもさせようじゃないかということらしい。
でもね、、
自分の学校の生徒会役員選挙で
実際の選挙投票箱を使って投票するくらいならともかく、
本当の市会議員選挙などの前に
なんのベースもないまま生徒に投票させるって
危険なことのように思えます。
地域社会に与える影響も大きいだろうし、
指導する教員の
支持する政党の反映じゃないかと変な憶測も生じたりして
とても違和感があります。
以前からディベートが定着している他国のシステムと、
我が国の受験教育の「政治経済」や「現代社会」の
カリキュラムと同様に扱うのはどうなんでしょう。
公民担当教員が苦労するのは明白です。
確かに
今のままでは、若者の選挙離れは続くでしょう。
ゆくゆくは、
学校現場での「模擬選挙」も
選挙のモチベーションを高めるためにはアリでしょうが、
いきなり、では混乱を招きます。
まずは、教育基本法や公務員法の改正が必要でしょう。
今まで、教員は「特定の政党によらない中立性」を法的に
遵守させられてきましたので
我々は、選挙には関わらないスタンスです。
次にカリキュラムの改正が必要です。
「公民」や「社会科」の授業できちんと選挙や投票の
学習時間が確保できるようにしなくては。
授業で、各候補者のこれまでの実績や人柄に踏み込んで
評価するには限界があるから。
某県の県立高校では
今年実際に参議院議員選挙の前日に「模擬投票」を実施。
その結果や影響の有無については知りませんが、
「模擬選挙」の結果が
政党や圧力団体に与える影響が皆無とは言えないのではないか。
事前協議や方針の定まらないまま、
欧米のマネをするのは、教育現場に混乱を生じさせるだけだと
思います。