narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

大変なことに。


M9.0(修正済)の巨大地震
今、ようやく停電が復旧しました。
ずっとテレビも見られなくて、ワンセグのお風呂テレビも携帯も充電切れで、
ラジオだけが唯一の情報源でした。
今テレビのニュースを見て、惨状に鳥肌がたっています。
同じ職場で働いている支援員さんの実家が、宮城県なので・・・・。
友人のKさんの実家は、福島県だし。
どうかみなさんが ご無事でありますように。

11日(金)、6時間目の授業中に大地震がおきました。
もう立っていられないほどのうねるような長い時間。
「机に下にもぐりなさい!」と生徒に指示をしたの、初めてです。
しばらくして、収まった頃に職員会議後、生徒を下校させ、
保護者と連絡がつかない生徒は、学校に待機させました。
図書館も本がたくさん落下。片付ける間もなく、余震が続くのでそのまま施錠して
一階に移動しました。3階の揺れはひどいのです。

千恵子さんやKさんの様子を見てから、父のもとへ。
オール電化住宅は、こういうとき困るのです。反射式のストーブを置いて暖をとっていた
父の様子にほっとして、我が家の「湯たんぽ」にお湯をいれて持っていきました。
道路の信号が作動しないので、運転も注意が必要です。
みんな運転マナーが良くて、ひどい目にあわないですみました。

実は、12日(土)に生徒4人引率して上京する予定になっていました。

いつもなら、11日(金)に移動して12日の大会に参加してから夜にこちらに
着くようにJR切符を手配するのですが、今年は・・・なんとなく!
本当に今思えばなんでそうしたか自分でもわからないのですが、大会当日の早朝に
出発して翌日の13日(日)の午後にこちらに戻ってくるように切符を用意してたのです。
ですから、もし例年通りに生徒引率をしていたら、新幹線の中で立ち往生していたか、
都内で生徒を路頭に迷わせるハメになっていたのです。
前乗りしないで良かった!としみじみ思いました。もしかしたら参加校のうち
何校かは、前乗りして大変なことになっているかもしれません。
夜に主催者の大学側から連絡があり、「生徒さんの安全が保障できませんので
今回は中止いたします。交通費の返納などはありませんので・・」と。
主催者負担で切符を手配していたので、ホテルにも連絡できず困っていましたが、
安心しました。保護者に心配をかけずにすみました。最悪、責任問題に発展していたかも
知れないと思うと、ぞっとします。自分1人のことではなく、人の命にかかわるのです。
引率というものの恐ろしさを実感する出来事で、
一日ずれていたら、大変なことになっていました。
父にこの話をしたら、
「良かったな、じいさん(祖先の霊)に守られているのかもしれんな」と言われました。

それなら、不思議なことはまだあります。
地震の直前に、まだ半分残っていたのにガソリンを満タンにしてもらったこと。
アルカリイオン水」を大人買いして置いたこと。
昨日、ガソリンスタンドやコンビニの混雑ぶりを見て、落ち着いていられる自分を
感じました。食料も乾電池等も補充せずとも維持できるくらいの用意はありました。
「虫の知らせ」という言葉を思います。
良く地震前に動物が不思議な動きをしますよね。そういう行動や危機回避というのは、
潜在的に人間も持っているものではないかと。

土曜日は朝ご飯を父と一緒に食べながら、ラジオの情報に耳を傾けました。
姪っ子が様子を見にきました。
オムスビとお味噌汁を用意して夜に備え、
ロウソクと湯たんぽと、
アラジン(ブルーフレーム)の青い炎を眺めながら夜を過ごしました。

今、13日の朝2時近くです。
12時前に電気がついたので、ずっとテレビの映像を見ています。
うちは、落下したものや倒れたものは皆無ですが、
隣市の大津波の被害や、宮城や福島の惨状は、筆舌に尽くせません。
原発安全神話も崩壊し、危険が浮き彫りになっています。
頂上の曲がった東京タワーは、人間の無力を象徴しているようです。

被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、
今後も起こるであろうさまざまの事象を鑑み、
以前にもブログに紹介しましたが、
塩谷信男医師の書物『自在力』に書かれていたとおりになったものだと深い嘆息を
つくばかりです。
フォトンベルトアセンション・・・。
地球の自浄作用・・・。いろいろな言葉で表現されています。

とりあえず、お風呂に点火しよう。
友人知人、教え子たちからメールが来ていました。
本当にありがたいことです。
こういうとき、人のやさしさが心にしみます。
世界中から支援の申し出が届き、救助犬も来るそうです。
国連総長
「国連は日本国民の力になりたい。できる支援はすべて行う」というメッセージに
今までの日本の、他国に対する無償の貢献が報われた言葉と思いました。