narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

正しい公式

「あなたに人を教育する資格はない!!」と激しく叱責されている教師。
テレビ『麒麟の翼』を横目で見ています。
 
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阿部さん、テルマエもはまり役だったけれど、刑事役もすばらしいわ。
この映画、映画館で見ましたが何度見てもおもしろい。
高校生が、ある教員のウソで、間違った人生を歩いてしまう。
「生徒の将来を考えて・・・」とウソをついたことをごまかしていう教師。
現実でも、甘い処分をして、生徒のためだとうそぶく指導ってけっこう多い。
●トップが退学者を増やしたくない場合。
●担任や学年集団が「単に甘い」場合。
臭い物にフタをして、事なかれを決め込むことが多々ある。
それは生徒のためには決してならないのに。
結局は責任回避だ。誰も責任をとろうとしない保守主義が、ダメ教育の元凶。
ま、悪いコトしたら即退学ってのも問題だけどね。
小説家はこういう作品で、重要なメッセージを発信するのですね。
父親がその償いをするってのも・・・なかなかないことだ。
日本橋を通ると、あの首都高速の下に暗く横たわる橋の姿が寂しいと感じていたので、
こういう映画で光を浴びると、ほっとする。 なんたって日本橋麒麟がすばらしいんだもの。
道路公団の設計士は、コンクリートの固まりで覆い、麒麟を飛べなくしてしまったのだ。
日本の行政は、野暮で美的感性がないから、残すべき美観をことごとく鉄やコンクリに変えてしまう。
下町界隈の匂いがまだ消えないうちに、あちこち見て歩こうと思う。
銀座・歌舞伎座・築地・・の動線が好きなのに、築地を移転させてしまうのは大反対!
移転推進派の前都知事、大嫌い。