narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

もらっても返さない人

年末26日に、ブログに書いた新人君(ゆとりの国の王子様)、
正月休み明けの今日、久々に職場で会った。
 
「私の年賀状届いた?」とワザと聞くと、
新人君 「はい、年賀状は出さない主義なので」とにこやかに切り返された。
年末に、同僚と二人で、新人はいろいろな人にお世話になっているから・・・と噛んで言い含めても
全く効果がなかったわけだ。
「・・・ああ、出さない主義にしたの・・・」とだけ答えて後は何も言わなかった。
 
今は、年賀状を出さない人が、5人に1人だというデータがあった。
しかし、もらっても(しかも上司や先輩から)返さないっていうのは、よほどの合理主義なのか。
面倒くさがりなのか。
私たち世代がこうあるべきとすり込まれてきた「価値観」がもろもろ崩れていく。
きっと新人君は、何事につけネット検索する習癖があるので、虚礼廃止の会社も多いからと
年賀状は出さないと決めたのだろうが、
同室の同僚からは、(不幸事のあった人は除く)全員年賀状をいただいているし、こちらも
感謝の言葉を添えて、出しているので、彼だけそういう主義なんだろう。
 
はっきりいって、隣席だし、今まで細かなお世話もして、おいしいコーヒーを毎朝飲ませたり、
ランチにいたっては、彼は毎度スーパーの半額のパサパサした炒飯だけ弁当に詰めてくるから、
気の毒に思い、私の分とは別に、小さなタッパにおかずを入れて、毎日食べさせたことが、
なんだか空しくなった。
 他にも職場内でのさまざまな処し方、対応のしかたなども丁寧に教えたつもり。
たまには洒落たレストランでごちそうしたこともあった。
彼にしてみたら、頼みもしないのにと思ってたんだろう。
「ごちそうさまでした」と食後、礼をされるが、本当は「小さな親切よけいなお世話」だったか。
明日から、そういうことをもうやめよう。 「気は心」の通じない相手だった。
たかが年賀状だけど、感謝の気持ちを伝えるいい機会をスルーしてしまう理系新人君は
全くかわいくない
彼を無礼だと感じる私の心が狭いのかもしれない。
どんどんこんな若者が増えていく現状、価値観の相違には、残念ながらもうついていけない。
年明け早々、こんな暗澹とした気分は味わいたくなかったよ。
 私はいつもこんな感じで裏切られることが多い。身を入れすぎるからだと思う。
 
彼は来年度、別な分掌で、うまくできるのか。。ちょっと心配。 (そんなのカンケーないか)