narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

高総文祭

秋晴れ。
最高の天気で始まった高総文祭。
生徒の躍動が見られるので、楽しい。 
 
部門の展示を見たあと、午後から総合開会式。
「音楽と映像と活字の融合」をコンセプトにした交歓会は、生徒のパワー全開で実に見ごたえがあった。
毎年、各開催地の持ち味が出て。興味深い。
今回は郷土芸能の舞台を堪能した。水産高校の大迫力の大漁太鼓や
田子の杜の「なにゃどやら」の歌や手踊りがあんなふうにアレンジしてあるのは初見。
田子高校の何人もの男子女子の腰を低く落とした鍛錬された舞は必見。
全国高総文祭宮崎大会で最優秀賞を受賞した舞いだ。
伝統をしっかり学び、作品として創りあげ、相当の練習を重ねたことがよくわかる。
 
しかし、合間をつなぐ演劇部員の生徒たちの脚本の薄さが残念。
八戸出身の芥川賞作家、三浦哲郎の紹介があまりにも薄くて、せっかく「座敷わらし」を紹介していながら
次に深まっていかない。 断片的なツギハギ感を覚えた。 村次郎も然り。 うすっぺらい。
舞台構成に深みを持たせるには、三浦文学のもっと一貫性を持たせた演出が必要である。
座敷わらし・飢饉・口べらし云々と紹介したのなら、そこで途切れさせないで
三浦作品「ユタとふしぎな仲間たち」をモチーフにした舞台構成を展開したほうが、
郷土芸能を継承する現代の若者の姿が生きてくるのではないか。
せっかくの見事な郷土芸能が、郷土愛へとつながって、新たな伝統へと昇華させていくべきだった。
 
ともあれ、高校生の力は無限大。
日曜日まで、各部門での発表や競技が開催される。
すばらしいのは、運動部員だけではない。
 
 
昨日、妹がくれたクロワッサンたい焼き イオンで行列して買ったものらしい。初めて。
あんこは国産じゃないけれど、皮がおいしい。
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