チームリーダーが、記者会見の終わりにまた戻ってきて、
気色ばんだ声で
「犯罪者扱い・・・立ち会い人を置いてやるのは科学のやり方ではない。科学のことは科学のやり方で処理をしないといけない。」
と発言されていましたが。。いったい誰に向かって謝罪(自己批判)をしたのでしょうか。
疑念を晴らすためなら、万策をこうじて検証実験をするのは当然のことでしょう。
しかも1500万円もの国民の血税を使って。 今となっては全く徒労に終わったわけですが。
どうも釈然としません。 意味がわかりません。
国内外を揺るがすような捏造をしたのに、それがなぜ「犯罪者扱いをして」という発言になるのでしょう。
理研全体の予算縮小のせいで、まじめに研究している研究員が多数リストラされ、研究費を削減された
その原因をつくった人に向かって、なぜ温情をかけて緩い環境にするのが「あるべき科学環境」なのか、
私には理解できません。
もっとも許しがたいのが、あの最初の「夢の万能細胞」発表で、どれだけの難病を抱えた人々が
大きな期待と希望を持ち、賞賛したことか。
私も難病を抱えた一人として、当時はとても喜び、かかりつけのお医者さんに笑われたことを思い出します。
あれから1年たって、希望は消え失せ、ただ欺かれた腹立たしさが残っています。
さらに、彼女の虚言を利用した理研の上層部の責任逃れや事後処理のあんまりなずさんさにも呆れました。
そして、今の彼女不在の記者会見。
チームリーダーのあの最後の発言は、世間と科学者との大きな乖離を露呈しました。
小保方さん、
中学時代に読書感想文を書かれてコンクールで最優秀賞を受賞なさいましたね。その中の文章
《本当の永遠の命とは、自分の血が子供へ、またその子供へと受けつがれていく》
が、「銀河鉄道999」のセリフに酷似していましたね。
<引用>
ハーロック 「鉄郎。 例え、父と志は違っても、それを乗り越えて、若者が未来を作るのだ。親から子へ。子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いていく。それが本当の永遠の命だと、俺は信じる」
<引用終わり>
しかも「永遠の命の空想ごっこ」という、偶然とはいえ、現在に通ずる意味深な表現もありましたね。
自分の中で「空想ごっこ」をしていれば、誰にも迷惑をかけなかったものを。
嘘をつく事に良心の呵責を覚えない人っていますね、どこにでも。
虚言癖や思い込みの激しい人は、何を言ってもダメ(ムダ)です。脳内で真実として自動変換されるから。
バカッティ教授に愛され、本当にトントン拍子で青春を謳歌なさいましたね。
切り貼りだらけの博士論文もチェック機能なくスルーして、めでたく受理され、
若くして科学界の冠たる「理研」のユニットリーダーに昇格され、
すばらしい人生のステップを上られましたね。周りから賞賛されたことでしょう。
そして、200回以上も作製に成功したと主張した記者会見の真摯な姿。
「スタップ細胞はありまぁす!」 発言。
「僕のシンデレラ」と称して
強力にバックアップなさったあなたの上司の不幸な「けじめ」の付け方に大きな衝撃を受けました。
それから3ヶ月後。
あなたは、A4版の半分にも満たないコメント文一枚で、「困惑した」という言葉を残して
退職なさいましたが、それだけでご自分の責任が果たせたとお思いなのでしょうか。
緑色に発色した細胞に、多くの難病者がどれだけ感動し、希望を抱いたかをもっと深く重く受け止めて下さい。
まだ31歳。
これからのあなたの人生が、どうか人々の救いになりますようにと心より祈念いたします。