アマテラス
鼓童という太鼓集団と、玉三郎さんのコラボ、
いよいよNHK教育TVで、放映されました。
サイト→http://www.kodo.or.jp/amaterasu_nhk.html
本当に、すばらしかった!!
以前、公演前の初期段階で、
玉三郎さんが佐渡に渡り、鼓童のメンバーとの
打ち合わせや稽古をしてるドキュメントを見ました。
私は
鼓童ライブを、前に2度見たことがあり、
そのパワーと
腹の底に訴えてくる太鼓の力に圧倒されましたが、
今度の玉三郎さんとのコラボは
鼓童の新境地を開いた大作であったと思います。
「アマテラス」
こういうテーマって、
神がかりです。
混迷した社会状況の反映と感じます。
スサノオの荒ぶる魂(←物質文明社会の陥穽)により
アマテラスが、天の岩屋戸にこもり、暗闇の世に・・
アメノウズメの踊り、八百万の神々の力により、
アマテラスが岩谷戸から現れる・・・
こういうのって、「暗示」だなって思います。
芸術って(音楽でも劇でも小説でも映画でも)
見えない力の作用が大きいので、関わる人たちは
やはり何らかのメッセージを受け取って「使命」を
果たしているんじゃないかしら。(意識・無意識も含めて)
やはり同じ考えを持ってる人たちの
「集合意識」のなせるわざでもあるような気もします。
この暗闇の続く「大雨」も、然り・・・