夕方から、どしゃぶり。
ワイパーから雨水が弾かれる。
家に帰ると、夫が「じゃがいものにっころがし」を
お鍋でころがしていてくれた。
ありがとう。
「夕立」
子どもの頃は、正しい季節感が存在していた。
入道雲がもくもくして、海水浴から帰るころ ざあっと夕立。
大粒の雨が、日焼けした肌に心地よく、
井戸水で冷やしたスイカやら、もぎたてのトマトやらに
かぶりつきながら、
縁側で、足をぶらぶらさせて
雨上がりのしずくを眺めていた。
今、梅雨開けという報道さえ、聞かれないほどの
あいまいな季節感であるが、
肌にふれる風の透き通り具合や
風鈴の奏でる音色で
夏が来たなと感じる。
風のメッセージ
かざぐるま 日はさらさらとながれけり
7月16日は、「宵山」
祇園祭の中で、最も賑わいをみせるのが宵山。
各山鉾町では山鉾を飾り、祇園囃子を奏で
屏風等を美しく飾るという(屏風祭)。
山鉾巡行、神幸祭(神輿渡御)を控え、
八坂神社はもとより、四条通り、
山鉾町においてさまざまな行事が繰り広げられる。
8月に入れば、京都に出張。
京都の夏は、暑いだろうな。
「鱧料理」に出会いたいものだ。