筒井ともみ著『おいしい庭』と山田詠美著『無銭優雅』
「自分の細胞を感じながら生活したい。
良い水を飲み、おいしいごはんを食べると、
自分の細胞が透明になっていく感じがする。その瞬間の心地よさが好き。」
筒井ともみさんの口調はやさしい。肩の力がフーと抜ける。
グルメではなく、身近な食材をいとおしむ心が 幼少時代の記憶と重なって
鮮明な言葉で 紡ぎ出される。
驚いたのは、彼女も「出雲」に惹かれて呼ばれていたこと。
いよいよ私も・・・と思うと胸が弾む。
どんな出雲神話に出会えるのか、楽しみ♪
山田詠美さんの近著『無銭優雅』。
これも、お金では買えない「心の優雅さ」が穏やかな暮らしの中に
描かれている。
詠美さん、一段といい感じになって・・・やれうれしや。
この2冊
すぐ読み終わるのが、もったいないので、
遅々として読了せず。
だけど、そばに置くだけで、安らかな気持になる本なんだよ(笑)