アメリカという国は、シナリオを作るのがうまい国だというのは
周知の事実だ。
今度の大統領選も、然り。非常に感動的な幕の閉じ方だった。
長い人種差別を払拭させるような幸福感に酔いしれているうちは
良いかもしれないが、、オバマ氏の苦悩は計り知れないだろう。
決してにこやかな表情をしていない彼の姿は、
真剣にアメリカを改革しようという使命感に裏打ちされたものだ。
しかし
前途は厳しい。
なぜなら、裏でアメリカ帝国を操っているのは、
デビット・ロックフェラー氏(米政財界の親玉)であり、
オバマ氏を大統領にするシナリオを作ったのも、彼だからだ。
だから、オバマ氏が正義感ゆえに、真摯にアメリカ改革を
遂行しようとするなら、間違いなくデビット・ロックフェラーが
阻止するのは目に見えている。
手放しで 喜べないのは そういうことだから。
オバマ氏の前途に 幸あらんことを。