2016-06-28 5月6月の俳句 俳句 #俳句、川柳 5月 初夏の窓全開にして日を浴びぬ ブラウスは水玉模様夏に入る 夏めくや土に肥料をまぶしけり 会釈して並ぶ生徒や風光る 壊れゆく大地に祈り田を植ゑる・・・・・・高点句 6月 紫陽花や保育園児の大合唱 鐘一打して拝礼す梅雨の寺 十薬の境となりし石畳 (十薬(じゅうやく)はどくだみのこと。 庭先に十薬闇に点りをり 紫陽花のたそがれてゆく廃線路・・・高点句