narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

老人の跋扈

遠縁のお通夜に参列するというので、父は出かけまして、
私はカーブスで運動してきました。今日は軽くクーラーが付いていました。涼しい。
久々に初夏らしい天気。
なのに、テストで缶詰。
採点でつつじ見物にも行けません。すぐそばなのに、毎年こんな感じ。

樹木希林さんが映画批評協会からダイヤモンド賞(大賞)を受賞するときの
スピーチがまたさらっとカッコ良かった。
誰かの本に「『国を滅ぼすのは青年の失敗ではない。老人の跋扈(ばっこ)だ』。
そうだなってつくづく思っていましたら・・先の約束はせいぜいあと1年かしら(笑)」って。

老人の跋扈の勢いを借りて、強気発言が続く一党首。
後ろに背後霊のようにうごめく老人たち。占い師も。
跋扈って言葉(のさばり、はびこること) 最適だなと感心します。
戦後生き抜いてきた老兵は、二派に分かれている気がします。
戦場で仲間を失い、身も心も傷つき、必死で戦争反対を祈る老人と、
戦後復興を担わなければならない純粋な若者を平然と無駄死にさせ、
進駐軍との取り引きで、己のみ死を免れてまんまと逃げ延びた上層部(子孫)と。
後者の、より老獪なのがまた跋扈して闇将軍的に国政を操ろうとしている。
どうか、二度と国を亡ぼさないで。
ヒステリックな烏合の衆にならないで。
日本人気質って怖いから。