インスピレーション。
5時30分起きです。
お弁当を準備して、朝食をすませて、家を出るのが、
6時40分ころ。
今までと違って、ゆっくり新聞を読めなくなりました。
コーヒーをすすりながら、ざっと目を通すだけです。
でも、楽しみが新しくできました。
それは、車で音楽を聴くことです。
今までは5分で職場だったので、そんなこともなかったのですが、
今は35分のドライブで、ジプシーキングスのCDを聴いています。
あの、『鬼兵犯科帳』のテーマソング「インスピレーション」という曲が
大好きです!!
数年前に、仙台にライブを見に行きました。最高だった!!
ジプシーの、哀愁漂う音楽が、日本の風土にもとっても合うのです。
ちょうど、「インスピレーション」の曲がかかるあたりに
通過する所が、一面、美しい風景。
遠くにこんもりと林、土が黒く光る畑と空と太陽と・・・
ランドセルをしょった小学生たちが。歩道を歩いて・・・
人と自然がみごとに「調和」「融合」している風景。
ただただ、美しくて
感謝の気持ちで胸がつまります。
今日も、前頭葉に、太陽のビタミンDをいっぱい吸収して、
職場に着きました。
ああ、今度はFAD(ファド)・・・ポルトガルの民族歌謡を聴きたいな。
(Fadoという名は、運命・宿命の意味を持っています。)
もとは、奴隷としてポルトガルに連れてこられた黒人たちや、混血の人たちの歌。
下町の石畳に響くように、裏町の安酒場や売春宿から歌い出されたものだとか。
ポルトガルギターの甘い旋律と、心に沁みる歌声・・・
アマリア・ロドリゲスという歌手が有名ですが、
悲しみや絶望を超えた
明日への希望や、強さを感じさせる何かがあるのです。