目玉焼き(レタス添え)・しめさば・キュウリと白菜の一夜漬け
目玉焼きなんてものも、単純だけど
焼き方で全く味が違ってくるから、おもしろいです。
欧米じゃ、サニーサイドとかいう両面焼きもありですが
うちは、もっぱら、半熟系のとろ~りとした感じの焼き方。
素材をいかに大切にするか、
食も芸術も同じだと思います。
ピカソの「牛」の絵 などは
初めは、かなり緻密なデッサンで、最後はシンプルな線描に
行き着いています。
それでいて、まるで古代人の壁画のような力があふれているのです。
俳句も絵も、究極は
いかに無駄をそぎ落とすか、でしょう。
岡本太郎さんは、子どもの絵や、縄文時代の土器が創作の根本だと
良く言われました。
松尾芭蕉の「俳諧は三尺の童にさせよ」という言葉にも通じます。
純粋無垢な、本質を見抜く「目」が、いかに大切か。
大人になるにつれ、見かけや私欲に目が曇ってしまって
本質が見えなくなってしまうのでしょう。
大自然に自分の魂を同化させていくことで、
曇った魂が、浄められていくような気がしています。
4月17日は、新月。
新たな流れが起きようとしています。
自分の本質と向き合うときが・・・。