「調理場という戦場」
kirukiruさんのおすすめのテレビ番組『バンビーノ』を見ました。
ジャニ系の俳優さんて、上手い人が多いですね。
私は、本木雅弘さんが代表格だと思っていますが。
「バンビーノ」は脇役が豪華キャストで、
脚本もしっかりしていました。
これから、松本 潤君演じる主役の成長ぶりが楽しみ♪
こういうドラマを見ると
三田『コート・ドール』のフレンチレストランを思い出します。
白金高輪駅から徒歩で行けます。
数年前に行きました。
素材をシンプルに扱った料理が評判のフレンチ。
季節の野菜を使ったオードブルのひとつ、赤ピーマンのムースは
この店のオリジナルでファンが多い人気メニューでした。
コースメニューの出し方も接客も見事でした。なので
前から予約しとかないと、入れません。
シェフの斉須さん(高僧みたい)に頼んで、
終了間際の調理場を見せていただきましたが、
それは、さすがな~~!!でした。
若い男性スタッフ数名で、ピカピカに磨き上げられたキッチン。
ステンレスの重厚な明るさと品性が感じられました。
道具類も、すばらしい磨き方でした!
道は、すべて一つにつながるんだわ~。
極めると、実にシンプルなものになるのです。
バンビーノの調理場も
・・・戦場。
緊張状態から戦闘状態に入っていく風景、緊張感も伝わってきます。
確かに、体力と精神力とスピードと判断力・・・が
不可欠ではあるでしょうが、
紅一点の調理場のまかない飯をつくる彼女の笑顔や、
松本君の皿洗いしながらの微笑みは、「戦場」とは呼べないものでした。
好きなことを「仕事」にできることは・・・得難い喜びです。
たとえどんなに厳しくても・・・ネ♪
「料理。これは地上に恵みをもたらす自然に対し、
限りない感謝を伝える言語である。」
コートドールのシェフ、斉須さんの言葉。