法要膳
好天に恵まれて霊園の風も爽やかに
義母の一周忌法要は、和やかに営まれた。
ペナン島にいる義母の弟も帰国しての勢揃いで
義母の笑顔が見えるようだった。
法要後、ご住職も共にお膳を囲む。
親戚が湾で釣ったという天然の鯛を、パチリ。
すごい腕前だと感心したら、本人曰く、
これより、一回り大きいのも釣り上げたそうだ。
一本釣りの妙技。
今日はこの中の1人から、
臨死体験の話を聞いた。
お花畑や光が見えて、亡き肉親が現れるのは前段階だそうだ。
そのあと、きりもみ状態で下に沈んでいき、
着いた所に 僧侶のための円筒形のお墓が延々と並んでいる。
そこを通過すると、まもなく
闇の世界・・・「無」の場所に着くと。
そこにとどまっていたくない・・・と思った
気づくと病室にいた。
彼女は風邪と誤診されて、意識不明に陥り
後に「間質性肺炎」とわかり、命拾いをしたそうだ。
県病に、呼吸器の名医がいて助けられたそうだ。
紹介状不要で診断してくれることもわかり、
近いうちに、診てもらおうと思う。
町医者の誤診で、あの世に行って来たなんて
シャレにならない。。
聴診器さえ当てれば、病名はすぐにわかったものを。