2019-12-16 11月・12月の俳句 俳句 座机に紅葉影さす裏鬼門 秋時雨跳ねてシーソー傷だらけ 冬めくやおろおろ出づる膝頭 冬銀河冷めても旨しカツサンド 我もまた異質となりて冬の雨 雪靴のきゅっきゅっと鳴るしづかさよ ポインセチア教へ子集ふ祝賀会 店頭にポインセチヤの溢れゐる 新雪をフルーツのごと頬張りぬ 雪兎赤き眼をせし泣きうさぎ 森閑たる雪に覆はれ手仕事す うつくしき雪の国なり八幡馬