narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

地球シミュレータ

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なべしぎ&みょうが添え


なすのしぎ焼きは、なすに油をぬって焼き、

ねり味噌をぬって仕上げる料理で、

たつきのなすの形がくちばしの長い鴫(しぎ)に似ているからとも、

鴫を焼く時と同じように味つけするからともいわれているとか。
 

なべしぎは、なべに油をしいてなすを間接焼きにし、

味をからませるか、上からねり味噌をかけます。

まるで、お肉のような食感で飽きません。

明日はこれをお弁当にも詰めます。

さめても、おいしいから♪


ところで、この異常気象。

被害に遭われた方のご心痛は

察するにあまりあります。

地球シミュレータ」で、数年前から予見されていましたが、

予想より前倒しになっていることが、データからわかります。

<引用>

地球シミュレータによる最新の地球温暖化予測計算が完了

- 温暖化により日本の猛暑と豪雨は増加 -

平成16年9月16日
 

 国立大学法人東京大学
 気候システム研究センター
  教授 住 明正
  教授 木本 昌秀
 独立行政法人国立環境研究所
  主任研究員 江守 正多
  主任研究員 野沢 徹
 独立行政法人海洋研究開発機構
 地球環境フロンティア研究センター
  グループリーダー 江守 正多(兼任)


概要:  
国立大学法人東京大学気候システム研究センター(CCSR)、独立行政法人国立環境研究所(NIES)、独立行政法人海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター(FRCGC)の合同研究チームは、世界最大規模のスーパーコンピュータである地球シミュレータを用いて、2100年までの地球温暖化の見通し計算を行った。
今回は、2100年までの日本の夏の気候予測について、これまでよりも詳細な解析を行った。
この結果、気温、降水量とも平均的に増加した他、真夏日の日数、豪雨の頻度とも温暖化が進むにつれて平均的に増加することが示唆される結果が得られた。
 なお、本研究は文部科学省の人・自然・地球共生プロジェクトにより実施されたものであり、
予測実験に使用されたモデルは、CCSR、NIES、FRCGCで開発された、
高解像度大気海洋結合気候モデル(K-1モデル)である。
 
本文: 1 背景

 大気中の二酸化炭素など温室効果気体の増加による地球の温暖化について、
かねてより世界の各研究機関でコンピュータによる将来の気候変化見通し計算が行われている。
このような計算では、大気・海洋を格子に分割し、その上で物理法則を近似して解く。
今回、世界最大規模のスーパーコンピュータである地球シミュレータを利用することにより、
大気が100km程度、海洋が20km程度の、世界で最高解像度の地球温暖化の計算を行うことに成功し、
空間的により詳細な気候変化の検討が可能となった。
 
2 計算の概要

 1900~2000年については観測された温室効果気体濃度等の変化を与えて計算を行い、
2001~2100年についてはIPCC気候変動に関する政府間パネル)により作成された
将来のシナリオのうち2つについて計算を行った。
1つは将来の世界が経済重視で国際化が進むと仮定したシナリオ「A1B」
(2100年の二酸化炭素濃度が720ppm)、
もう一つは環境重視で国際化が進むと仮定したシナリオ「B1」
(2100年の二酸化炭素濃度が550ppm)である。
 
3.地球規模の結果

 地球規模の結果は、従来より得られている見通しと概ね同様であった。
2071~2100年で平均した全地球平均の気温は
1971~2000年の平均に比較して、B1で3.0℃、A1Bで4.0℃上昇、
同じく降水量はB1で5.2%、A1Bで6.4%の増加となった。
気温上昇の地理分布は、北半球高緯度で大きく、海上に比べ陸上で大きい。

(注1)気温上昇量の絶対値の予測には大きな不確実性があることが知られているので
注意が必要である。
現在の世界のモデルの結果を総合すると、大気中二酸化炭素濃度を
現在の2倍に固定した場合の気温上昇量は1.5~4.5℃の幅があると言われている。
我々の今回のモデルではこの値は4.2℃となっている。


4.日本の夏について

 2071~2100年で平均した日本の夏(6・7・8月)の日平均気温は
1971~2000年の平均に比較してシナリオB1で3.0℃、
シナリオA1Bで4.2℃上昇、同様に日本の日最高気温はシナリオB1で3.1℃、
シナリオA1Bで4.4℃上昇となった。
日本の夏の降雨量は温暖化により平均的に増加するという結果となった.
(2071~2100年平均で1971~2000年平均に比較してシナリオB1で17%、シナリオA1Bで19%増加)。
これは、熱帯太平洋の昇温と関係して
日本の南側が高気圧偏差となり、
これが日本付近に低気圧偏差をもたらすと同時に暖かく湿った南西風をもたらすこと、
および、大陸の昇温と関係して
日本の北側が上空で高気圧偏差となり、
これが梅雨前線の北上を妨げることによると見られる。
また、真夏日の日数は平均的に増加するという結果となった。
これは、平均的な気温が上昇することによるもので、
気温の年々の振れ幅には大きな変化は無いと見られる。
さらに、豪雨の頻度も平均的に増加するという結果となった。
これは、平均的な降雨量が増加することに加えて、
大気中の水蒸気量が増加することにより、
一雨あたりの降雨量が平均的に増加することによると見られる。

<引用終わり>

やがて、生態系も変わり絶滅種が増加し、

水も枯渇し北海道が岩手県あたりの

気候になると言われています。

米国は、水の独占化を図っています。

日本は、食料自給率がとっても低いのに、

政府は無策ですから、自衛手段をとるしかないでしょう。