大森南朋さん、ガンバル!
硬派な大人のドラマでした。
高杉良氏の金融経済小説や映画も良いですが、
この『ハゲタカ』は、下降する日本経済下で、
日本人が、企業人が、どういう姿勢で生きるか、という
視点で切り込んだコンセプトなので、今までにない作品だと思いました。
NHKのプロデューサー、南朋さんを主役にするなんて
さすがです!
分かる人にはわかるんですね~。南朋さんの「目」がスゴイんだって!
「こういう図は、全国いたるところであるんだよ・・」
夫はしみじみ言いました。
それにしても、
バブルの頃は、ニューヨークのビルまで買えるって豪語していた
日本経済は、いったいどこに行こうとしてるんだか・・
金融ユダヤ系と中国華僑、ロシアマフィアの暗躍の中で、
踊らされるだけの日本であっては いけないと思います。
グローバルスタンスと「和」の精神を持っている政財界人が
どれだけいるのかと国会中継を見ると・・・ハァ~~(-_-;)
凍死寸前の地方財政を尻目に、
どこぞの知事さんは、
マラソン大会用の
出場者全員のシューズにつける計測用チップを付けさせて
五キロごとの通過時刻などが分かるようにするんだって。
その費用で、夕張の人たちがホント助かるのに ねえ~~
シャッター商店(閉店)の街が どれだけ増えたか
ご存知ですか? ん?
いいとこのボンボン知事さんも大臣も、下々の生活には
関心がないとみえます。
せめて
巨大メディアの情報操作を、丸呑みにしない賢さだけは
持つようにしないと~(-_-;)~
ま、ともかく
ドラマの柴田恭兵さん、
大きな病気を克服なさっての迫真の演技に
釘付けになりました。
宇崎竜童さんの 身も世もない憔悴ぶりに
圧倒されました。
知人で
やはり同じように 銀行や電力会社にのせられて
ドカンと街中にビル建てて
入居者もテナントもほとんどないまま
先祖代々の財産全部、持っていかれて
病死なさった方がいました。
ぜ~んぶ 根こそぎ 取られちゃった。
身につまされる 展開です。
松田優作さんにますます似てきた 龍平君の息子役も良かった。
来週 楽しみ♪