爽秋
一日中、爽やかな秋空。
思い切り深呼吸をした。
ぐーんと背中を伸ばして空を見上げると、
このまま仕事ほっぽらかして、山かどっかに行きたくなる。
今年の教員採用試験は、過去最高の競争率だったとか。
帰りに、ばったり去年まで一緒だった臨時講師の某さんに会った。
2次試験受かったそうで、その報告に来たんだって。
良かった。
県教委は30日、公立学校教員採用試験の最終結果を発表した。
合格者数は前年度より43人少ない139人で、
最終の平均競争率は過去最高の16.3倍だった。
県教委は
「今後も、児童生徒数の減少と、それに伴う学校統廃合が進む可能性があり、
倍率低下につながる要因は当面見当たらない」との見方を示している。
校種別の最終倍率は、小学校が最も高く21.7倍
高校が20.0倍、中学校が17.9倍
科目別で最も高かったのは高校の地理歴史で、54倍もの高倍率だった。
合格者139人のうち、来春の新卒予定者は25人で
約18%にとどまっており、複数回受験して、
初めて合格するケースが大半となっている。 (地元紙引用)
教え子の中にも、 何年も臨時講師を続けている人が かなりいる。
みんな、がんばりやさんのいい子ばかりなのに、
こういう現実の中で、大変な思いをしている。
地元の国立大生のほとんどは、都心周辺部の採用試験を受けに行く。
そちらの方が、合格率が高いから。
地方の財政は逼迫するばかり。「夕張」は他人事ではない。
爽秋とは真逆の内容になりました。うう。