けの汁
小正月は、女正月ともいいました。
女の人だけ集まって、パーティをしてた記憶がかすかに
残っています。
おばあちゃんたちの笑顔を思い出します。
決まって、この郷土料理「けの汁」が供されました。
手間がかかりますが、
とってもおいしい「汁」です。
簡単に言えば、具沢山の味噌汁。
大きめの鍋に、油少々で豆腐を崩しながら炒めて(炒り豆腐)、
水を注ぎ入れ、煮え難い材料から順次刻んで入れていくの。
大根(1本)、人参(大1本)、
牛蒡(細ければ2本・太ければ1本でも)を、
細かく5ミリ角くらいに刻んで入れます。
こんにゃく(1枚)、油揚げ(2枚)も同じように細かい角切りに。
野菜が柔らかくなったら、蕗の水煮(7~8本)、
ゼンマイの水煮(大袋1)も5~7ミリ長さに切って入れます。
弱火にかけながら、合わせ味噌400g(保存のため多め)を溶き、
高野豆腐(3枚)と焼いた昆布(5×20センチくらい)を、
揉み砕いて入れます。
好みで、豆(大豆や金時豆)を入れてもいいです。
ヘルシーなスローフードなり♪
ここで一句
「けの汁や三本立ての映画館」