タンポポ
「百年の帰化植物も春めけり」
今や、日本タンポポよりも西洋タンポポに席巻されたタンポポ。
花は、お日様を仰いでいるのだから、上からカメラで撮ると
いい写真になる、と秋山庄太郎氏がおっしゃってらした。
然り、いい顔してる♪
秋山さんは、女優さんの写真も多数撮られたが、
晩年は、花の写真ばかりを撮られてたようで。
「タンポポの下で地球がまわってる」なんて駄句も
作ってみました。
なるほど、、
人間もタンポポも 所詮は回転する地球がつくりだしている。
時間の一部に誕生し、死んでいく。
必要なのは、「生命哲学」なのだろう。
大いなる時間とともにある「私という存在」は
「他とのかかわり」からでしかわからない。
他との関わりを大切にすることが、
生の実感を得ることにつながるのだね。