🔷 鍋焼きうどん
春でも夜の冷気に合わせて、鍋焼きうどんを作りました。
ぐつぐつ煮込んだうどんを啜るときの幸せ、蕎麦よりもうどんの方がカリウムが低いので父にとっては、安心できる献立です。
父は、天気が良かったからと、日中 庭の草取りをしたと。。まだ手首に包帯を巻いており、手の甲も腫れているのに。。
何度もやめてと言っても、ききません。悪化したらどうするのでしょうか。付き添いをする身にもなってほしい。
「少しは身体を動かさないと。近所の人もやっていたから。」父の言いわけです。でも今日も病院に行かなくてはならない状態では、早すぎます。
私と妹は、互いに相談して半日をつぶして、仕事も休まなければならないのに。自分の状態を自覚できない父と向き合う時の気持ちを察してほしいです。耳も不自由なので、仕方なくA4判の紙にマジックで書いて今日の予定を確認してもらうようにしています。
しょっちゅう忘れて牛乳箱に置きっぱなしの乳飲料も、もう解約するよと言うと「体に効くから続ける」そうです。物忘れと言う簡単な言葉では済まされない段階になっているのに。先日も大事なものを入れたバッグを紛失したと大騒ぎをしたばかりです。それも忘れているようです。誰かの手を借りることを認めたくない父の気持ちを「頑迷」と呼んでも詮無いことですが、施設やサービスを徹底して拒否する父の姿勢に嘆息するばかりです。
一日中、赤子の世話をするようにつきっきりで介護することは甚だ難しいです。こちらの精神が限りなく疲弊してしまいそう。父も切ないでしょう。これが老々介護の実態なのでしょうか。
こういう暗い内容をブログで書くことは、よろしくないと。読んで下さる皆様には、前向きで明るい話題を提供したほうがいいのではという批判も甘んじて受けます。これを封じて、あえて明るくふるまうことは、自分を無理に偽装するようで嫌いです。自分を鼓舞できるとも思えません。いつもの自然体をモットーとしていきます。 あ、鳥のさえずり。
🔷 今日の一句
春寒し椅子を引くとき椅子の音