🔷 3月11日
「春の星こんなに人が死んだのか」
東日本大震災当時、岩手県釜石市の高校に勤めていた照井翠先生は震災当日の夜、避難所の外で仰いだ満天の星をこう詠みました。今年は犠牲となった人々の十三回忌です。昨日のことのように思い出されます。東北の人々の思いは同じです。今、東北出身の若者たちが野球やスケート、他のジャンルでも輝いていて、私たちの希望になってくれます。また新たな希望を持って生きなきゃ。
さてさて、私の肋骨が折れて妹も手術して、父が重いものをもって手首を痛めて病院通いが続いています。私も妹も痛い患部をなだめながら、父に付き添い、半日がつぶれます。本当に災難は続くものです。ま、入院するほどでなくて良かったけれど。
先日もらった蕗の薹を天ぷらに揚げました。春のほろ苦さに元気をもらいました。
友人からは差し入れのお弁当をいただきました。こういう時、真の優しさが心にしみます。ありがたいことです。
🔷 今日の一句
見下ろせば見上げてゐたり犬ふぐり
(みおろせばみあげていたりいぬふぐり)
犬ふぐりって、空色の可憐な小さい花でとってもかわいいです。