『陰日向に咲く』
春告げ雪の中の祝賀会も、無事に終え、
早めに会場を抜けだし、仲良しの板さんに
会いに行きました。
今のお店をやめるんだそうです。
彼の人柄に惚れて通ったのに、カウンターだけのお店では
経営維持が困難だということでした。
雇われているので、そのうち自分の店を持とうと
いい物件を探していたようですが、
この不景気では、借金して開業するのも、
ためらわれるということでした。
頼まれて、彼の娘さんの命名もさせていただいたご縁。
寿司職人さんなので、どこに行ってもいいお仕事をなさるでしょう。
また、落ち着いたら会いに行こうっと。
家に戻って、夫とお土産のお寿司をつまみ、「イロモネア」
そして、「オーラの泉」。
「イロモネア」では、劇団ひとりさんが100万円ゲットしましたが、
彼の小説が、なにしろ面白い!!!
『陰日向に咲く』 PDFで読んでみたら、
言葉のリズムと、独特な感性が冴えています。
ありがちな文章の型をとらない、劇団ひとりさんの世界が広がって。
人間をよく見ていなきゃ、書けない短編です。
短編って、長編書くより難しいのに・・
で、すぐに注文。もっと読みたいと思わせる力がありましたから。
芸人さんて、マルチな人が多いです。
プロの作家さんより、センスがいいかもしれません。
さすが見城氏、目利きが鋭いわ。
ライブドアの一件で、幻冬舎さん、ちょっとやばいかも・・と
心配していましたが、大丈夫そう。
映画化の話もあるとか? すごいな、劇団ひとりさん。